15/08/18 13:39:36.57 n7ouMdJK.net
簡単な豆知識
・DC本体のGD-ROMドライブの故障のよくあるパターン
純正ドライブのスピンドルモーター(ディスクを回すモーター)の
内部のモーターブラシ(特殊な接点部品)の耐久性が非常に低く
ここが壊れて動作異常を起こす。
(参考として車や家電製品、大型機器のモーターブラシは消耗品扱いされていて
大抵ブラシのみかモーター全体でも交換できるようになってる。)
その動作異常により、そのモーターに電力を供給している汎用CDプレイヤーの
モーターなどを動かすドライブIC(ローム社製 BA5986FM)が過負荷を受けて
熱破壊を起こす。
対処法1) ドライブICが生きていて、
スピンドルモーターの内蔵モーターブラシが壊れた場合。
スピンドルモーター自体を交換。普通の似た形状のマブチモーターで充分なので
交換してディスクハブを取り付け。
ディスクハブの取り付けと高さ調整がめんどくさいけど。
対処法2) ドライブICが死亡した場合。
ドライブICのローム社製 BA5986FMを正常品と交換。
ローム社は基本的に各企業向けICをカスタム生産して販売するのが社の方針なので
ローム社からは購入できないし、半導体専門の商社経由での購入も絶望的。
しかし実はこのBA5986FMはプレイステーション2の一部の型番で使われている関係で
プレイステーション2の補修部品として、主に海外のサイトで販売されている。
これを購入して交換する方法がある。