17/02/28 06:42:01.44 5NqZZvzK0.net
>>509
船体の材質自体が浮力を持つているか否かで、浮沈構造と浮沈構造に分類される。
たとえば、FRPという材質は、単体では水に沈むけども、ウレタン発泡材を芯材にして、サンドイッチ状にすると「材質自体が"浮力"をもち"沈まない"」浮沈構造になる。
これに対して、ゴムの浮き輪は、空気を充填すると沈まないが、材質そのものは水より重たいので、空気が抜けると沈む構造、これを不沈構造という。
ゴムの浮き輪に発砲ウレタン樹脂を充填した場合は、浮沈構造になる。
要約すると、材質自体が浮力を持つている場合が浮沈構造、材質自体は沈むけれど中空部の空気を密閉することで沈まない場合が不沈構造。
浮沈構造- URLリンク(focus-japan.com)
硬質発泡材を芯材としてエポキシプリプレグシートで挟みオートクレープ(高温真空機)で高温、硬化させた特殊素材を使用しています。
このサンドウィッチ構造によってハルに厚みをもたせ、同時に船体の材質自体が浮力を持ち完全な浮沈構造となります。