19/07/14 22:43:02.17 jxz5oVijp.net
なでしこジャパン高倉監督 選手の自立 見守る姿が新鮮
7日に閉幕したサッカー女子ワールドカップフランス大会で、初の女性指揮官として日本代表(なでしこジャパン)を率いた高倉麻子監督。選手の判断を尊重する姿勢が目を引いた。
1次リーグ最終戦のイングランド戦。D組みの首位突破をかけた試合は、攻撃が機能せずに敗れた。でも、高倉監督は、選手を怒鳴りつけるようなことはしなかった。
日本の指導者は選手に細かく指示を与えがちだ。戦況が不利になると、ときに大声を出す。そんな光景に慣れていたから、冷静に見守る姿が新鮮だった。
だが、内心は言いたいことがあったようだ。試合後、「選手自ら何かを変えようというものが、グラウンド上から湧き出てこないのは非常に不満だった」と語った。
世代別代表を含め、約10年一緒に指導する大部由美コーチ(44)いわく、「私が『動』だとしたら、監督は静かに闘志を燃やしている」。ともすれば選手任せに見えるかもしれないが、芯がある。