維新、「王国」崩せるか 滋賀1区で国民民主を離党、合流の前職と自民前職が最後まで激戦 [蚤の市★]at EDITORIALPLUS
維新、「王国」崩せるか 滋賀1区で国民民主を離党、合流の前職と自民前職が最後まで激戦 [蚤の市★] - 暇つぶし2ch1:蚤の市 ★
24/10/26 07:59:40.20 ao96RbEf9.net
今回の衆院選から小選挙区が4から3に減った滋賀県。県内の衆参の選挙区議席を旧民主党が独占し、「民主王国」と呼ばれた時期もあったが、平成24年以降は自民党が衆院選小選挙区で全勝。一強の様相を呈しているが、前回選では国民民主党、立憲民主党の候補者が比例復活を果たした。ところが今回は、その2人が日本維新の会から出馬。滋賀1区(大津市、高島市)では自民前職と激戦を展開しており、維新が滋賀で初の小選挙区議席を獲得するか注目される。

「維新にとって滋賀は最重点の戦いの一つ。そこに親友とも呼べる斎藤アレックスさんらを迎えることができたことを心強く、うれしく思う」

23日、滋賀入りした維新の藤田文武幹事長はこう語り、維新前職の斎藤アレックス氏(39)への支援を呼びかけた。

斎藤氏は令和3年の前回選で、滋賀1区に国民から立候補。自民前職の大岡敏孝氏(52)に敗れたものの約1万3千票差に迫り、比例復活した。同区はもともと、旧民主で衆院副議長も務めた川端達夫氏の地盤。その流れを継ぎ、連合滋賀などの支援を受けての初当選だった。だが昨年、かつて秘書として仕えた前原誠司氏とともに国民に離党届を出し、教育無償化を実現する会に参加。同会は今月3日に維新への合流を発表し、斎藤氏は維新の公認候補として衆院選に臨んだ。

本拠地・大阪を中心に関西で勢力を伸ばしてきた維新だが、滋賀では平成24年に1人が比例復活したのみ。党勢拡大に弾みをつけるためにも斎藤氏への期待は大きい。

ただ、地元では複雑な心境も渦巻く。維新には斎藤氏のほか、前回選で立民から出馬し比例復活した前職や、元知事で参院議員の嘉田由紀子氏も合流したが、維新の県組織幹部は「これまでバチバチにやってきた相手だ」と困惑気味に語る。

前回、斎藤氏を支援した連合滋賀の幹部は「支援する候補者がいてほしいが、自主投票にせざるを得なかった」と明かす。今回、同区で旧民主系の候補は立たず、連合滋賀が支えてきた旧民主の票の行方が勝敗を左右する可能性もある。同区では最終盤まで、斎藤氏と5選を目指す大岡氏による接戦が続いている。

小選挙区で4連勝中、負けなしの大岡氏だが、今回は派閥パーティー収入不記載事件による自民への逆風に危機感を募らせる。県内には関係した議員はおらず、大岡氏は「その分、改革の先頭に立たなければならない」と訴える。

滋賀1区には共産新人の黄野瀬明子氏(41)も立候補している。(川西健士郎)

▽滋賀1区

黄野瀬明子 41 元県議 共 新
斎藤アレックス 39☆元安保委理事 維 前
大岡 敏孝 52☆元環境副大臣 自 前【公】

(届け出順。☆は比例と重複、【】の文字は推薦政党の略称)

産経新聞 2024/10/26 07:00
URLリンク(www.sankei.com)


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