24/10/13 20:33:13.86 Njns8o+A9.net
砂地に大きなクレーターが開いていた。
穴の底では、遊んでいた子供たちがカメラに向かって手を振る。周囲に散らばっているのは、黒焦げになったテントの残骸だ。
ここでは9月10日、イスラエル軍の空爆があり、少なくとも19人の遺体が収容された。
パレスチナ自治区ガザ地区南部マワシ地区。イスラエル軍が「人道地区」に指定し、多くの避難民がテント生活を送る区域だ。
毎日新聞助手が9月下旬に訪ねると、現場には今も深さ数メートル、長さ約40メートルの巨大な穴がぽっかりと口を開けており、空爆の激しさを物語っていた。
「生き残れるとは思わなかった。多くの人が子供や親族を失った」。現場近くに身を寄せるラウィダ・アフメドさん(58)は当時を振り返る。
爆撃で火災が発生し、子供たちは泣きながら地面に身を伏せた。多くのテントが砲弾の破片で引き裂かれ、空は炎で赤く染まった。「ここにはテントしかない。市民を虐殺するのはやめてほしい」
中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」の分析によると、この日の空爆では、米国製の2000ポンド(約900キロ)の爆弾「MK-84」が使用された可能性がある。この爆弾は米軍の中では…(以下有料版で,残り1044文字)
毎日新聞 2024/10/13 06:30(最終更新 10/13 19:58)
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