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大阪・北新地「全てを持つ女性」と出会った野良猫は今 エルメスのセーターで命をつないだ大寒波の夜、そして突然の失踪の結末は
6/12(水) 19:30配信
まいどなニュース
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大阪府の中心部、JR大阪駅の南側に広がる関西随一の歓楽街「北新地」。高級な飲食店が立ち並び、きらびやかな世界が広がっています。そのきらびやかな世界は、ネオンで見えにくくなっているものの権力や金、美醜といった欲望の坩堝(るつぼ)です。
【写真】女性と出会ったころの野良猫・さやかさん 今と比べて痩せています
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喧噪の表通りから一歩入ると、北新地も薄暗い場所に。じめっと湿っぽく、ゴミゴミしています。そこで暮らしているのが野良猫たちです。彼らは権力や金といったものよりも、今日どう生きるかの方が大事。そんな世界で、2014年ごろサビ猫のさやかさんは誕生しました。
全てを持つ女性との出会い
2015年、さやかさんはある雑居ビルの前にいました。そこで出会ったのは、そのビルの地下1階でサロンを経営している女性のYさん。すらりとした長身でとても美しい。飲食業だけでなく、他の事業でも成功をおさめ、夫もまた業界内では右に出る者はいないという地位に立っています。可愛い一人息子は、父親の背中を追い猛勉強中。
世の女性が欲するものを全て手に入れたYさんを、何も持たない瘦せっぽちのさやかさんは一瞥します。ここで媚びれば、今日のおまんまにありつけるかもしれません。しかし、さやかさんはそれをしなかった。白けた表情をYさんに見せ、再び路地裏へ。
さやかさんが次にYさんと出会った時には、Yさんは向かいのビルの1階に新たな会員制のバーをオープンさせていました。さやかさんは、バーの入口に敷いてあるマットが気になり、その上に座りました。高級なマットは座り心地が良く、お尻がぬくぬくに。さやかさんはとても気に入りました。
地域猫になったさやかさん
さやかさんがマットでくつろいでいる時、ふと見上げると、Yさんがちくわを持って立っています。さやかさんはそれを見て、「シャー!」と威嚇。マットを堪能しているのを邪魔されたからです。でも、Yさんがちくわを置いて離れると、厚意を無碍(むげ)にしてはいけないと口にする。
これが何度も繰り返され、気づけば5年ほど経っていました。この間、さやかさんにあげるものも、ちくわからキャットフードに変化。街の人から声をかけられるようにもなっていました。
2018年には公益財団法人どうぶつ基金が主導した北新地一斉TNR(避妊・去勢手術後に元の場所に戻す活動)で、さやかさんもさくら猫に。地域猫として愛される存在になりました。
愛される存在になったものの、さやかさんとYさんの距離はそのまんまです
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