来たるべき「クルディスタン」絵画。椹木野衣評「優美で、優雅で、美しい、粗っぽさ  マドハット・カケイ展」 (椹木野衣氏) [少考さん★]at EDITORIALPLUS
来たるべき「クルディスタン」絵画。椹木野衣評「優美で、優雅で、美しい、粗っぽさ  マドハット・カケイ展」 (椹木野衣氏) [少考さん★] - 暇つぶし2ch1:少考さん ★ [US]
24/02/28 08:38:34.58 Ke1W4QJi9.net
来たるべき「クルディスタン」絵画。椹木野衣評「優美で、優雅で、美しい、粗っぽさ  マドハット・カケイ展」|美術手帖
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REVIEW 2024.2.27
新潟県新潟市にある砂丘館で開催された「優美で、優雅で、美しい、粗っぽさ マドハット・カケイ展」を美術批評家・椹木野衣がレビュー。マドハット・カケイという画家のルーツや、そこから伺える作品の多色性、そしてこの砂丘館で本展が開催された意味やその作品の周縁に存在した人物たちについて考察する。
文=椹木野衣
来たるべき「クルディスタン」絵画
 まず、マドハット・カケイという稀有な画家が、なぜ新潟の砂丘館で個展を開くに至ったかについて伝えておく必要があるだろう。といっても話は相当に込み入っている。だいぶ荒っぽくなるが、概略に留めるほか選択肢はない。それでも冒頭でその話をするのは、その経緯が彼の現在の作品に大きな影を落としていると感じるからだ。まず、カケイは最初、日本で「モハメッド・M・アリ」という名で紹介された。聞いた人は皆アラブ系の画家なのか、と思うに違いない。しかしそれがそうではないのだ。
 カケイを日本で広く紹介したのは、『芸術新潮』に長く連載された名物エッセイ「気まぐれ美術館」の書き手で知られる洲之内徹。かつて銀座で「現代画廊」という画廊を運営していて、ずば抜けた絵の目利きで知られた。「批評の神様」と呼ばれた小林秀雄は、美術批評のいわゆる「御三家」(針生一郎、中原佑介、東野芳明)を押しやって、洲之内を当代一の批評家と高く買っていた。もっとも、本人にそのつもりはなかっただろう。むしろ批評家を嫌っていたから。
 その洲之内の画廊にカケイが顔を出したのは初めて来日した1986年、カケイが美術を学んだマドリードの美術学校で一緒だった日本人の知人から教えられてのことだった。(略)
※全文はソースで。


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