精神科医・エッセイスト きたやまおさむ<8> 映画で奇才・大島渚監督と大モメ [少考さん★]at EDITORIALPLUS
精神科医・エッセイスト きたやまおさむ<8> 映画で奇才・大島渚監督と大モメ [少考さん★] - 暇つぶし2ch1:少考さん ★ [EU]
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【話の肖像画】精神科医・エッセイスト きたやまおさむ<8> 映画で奇才・大島渚監督と大モメ - 産経ニュース:
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2023/10/8 10:00 喜多 由浩

 《『帰って来たヨッパライ』の大ヒットで超多忙となったザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)。彼らに「映画」撮影の話が持ち上がる》


ビートルズも映画をつくっている、ザ・タイガースや加山雄三さんだってそう。僕らも映画をつくろうじゃないか…とノリノリになりました。『帰って来たヨッパライ』ばかり何度も歌わされるので、ウンザリしていたころだったと思います。

最初は別の映画会社から話があって、主役は大物喜劇役者、僕らは端役で出演する、というものでした。けれど僕らは「問題作」にしたかったものだから、大島渚(なぎさ)監督(※昭和7年生まれ、松竹ヌーベルバーグの旗手ともてはやされた奇才。代表作に『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』など)を〝逆指名〟したんです。

 このオファーに(映画会社の)松竹が乗ってきた。フォークルと大島監督の組み合わせならば「面白い映画ができる」ともくろんだのでしょうね。大島監督も引き受けてくれた。

僕らのイメージは『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(※原題「ア・ハード・デイズ・ナイト」。リチャード・レスター監督、1964年公開。ビートルズ主演第1作のドタバタコメディー)みたいなノリの映画だったのですが…。



《やはりというべきか、さすが大島監督というべきか…映画のタイトルはヒット曲そのままの『帰って来たヨッパライ』だったが、中身は韓国からの密航者問題などを取り入れた政治色の強い難解な映画になってしまう。43年3月初~中旬の2週間弱の短期間に山口県内で撮影し、同月末にはもう公開するというハードスケジュール》

 政治をからめたせいで、面白くない話になってしまいました。同じシーンをわざわざ2度繰り返すという演出も、よく分かりません。あえて言えば「失敗作」でしょうね。大島監督ともモメた。用意されたミリタリールックのような衣装に、(フォークルのメンバー)加藤和彦がソッポを向き、「もう帰る」と言い出した。それを聞いた大島監督も怒鳴り返す。「お前たちみたいな若者が日本をダメにしているんだ!」って。

こんな内容だから映画を観(み)に来た子供は途中で泣き出すわ、評判はさんざんになるわ、で興行成績も大コケ、上映が途中で打ち切りになる始末でした。松竹にしてみれば、鳴り物入りで大宣伝して大当たりを期待していたのに、この惨憺(さんたん)たる結果ですからねぇ。松竹もガックリなら、僕らはガッカリです。

 でも、この映画の話には「続き」がある。フォークル解散(43年秋)後、僕が医学の世界へ戻り、英ロンドン大学へ留学したとき(49~51年)の話です。(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。


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