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[2023/10/06 21:27]
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ロシアのプーチン大統領は民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が死亡した飛行機の墜落に関連し、プリゴジン氏が薬物使用者であると示唆しました。これにワグネルの支持者らが反発しています。
プーチン大統領は6日、プリゴジン氏らの捜査を巡り「残念なことに死者の血液中のアルコールや薬物の検査が行われなかった」と自ら言及しました。
さらにワグネルの本部で5キロのコカインが見つかったとも指摘し、「私の考えでは検査を行うべきだった」と述べ、プリゴジン氏らが薬物使用者だったことを示唆しました。
プーチン氏はビジネスジェット機内で手りゅう弾が爆発したとも述べていて、爆発と薬物使用に関連があるとした形です。
これに対して、ワグネルの支持者らはSNS上で「薬物中毒者が空中で自爆したということか？」「茶番だ」などと反発しています。
プリゴジン氏のジェット機の墜落を巡っては、プーチン政権による復讐（ふくしゅう）とする見方が強く、プーチン氏の発言は来年3月の大統領選挙を前にプリゴジン氏らが英雄視されることを警戒したためとみられます。