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第61回山形花笠まつりが5日夜、山形市中心部で開幕した。新型コロナウイルス禍で4年ぶりの通常開催。会場は「ヤッショ マカショ」の熱気に包まれ、県内外の踊り手たちが夏の夜を盛り上げた。
昨年はパレード参加を県内のみにするなどしたが、今回は制限をなくし、初日は52団体約3800人が参加した。昼過ぎに降った雨で暑さは和らぐ中、先頭集団がスタート。文翔館前までの約800メートルの目抜き通りを練り歩き、優雅な正調踊りや笠回しを披露した。沿道は多くの観覧客で埋め尽くされ、かけ声と拍手を送りながら楽しんだ。
パレードのゴール前を舞台とした飛び入りコーナーや、日中に楽しむ「昼の花笠踊り」なども4年ぶりに行われた。
7日までの3日間で130団体9千人ほどの参加を予定する。3年ぶりに市中心部で実施した昨年は78団体4600人が参加した。
山形新聞 2023/8/5 23:08
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