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今年最も“ググられ”た群馬のワードは―。
インターネット検索サイトを運営する米グーグルの日本法人は2022年の検索ランキングを発表した。
都道府県名と一緒に検索された言葉で、前年と比べて検索数の伸び率が高かった「急上昇ワード」の群馬県1位は「めんたいパーク群馬」だった。
都道府県別に5位までが発表され、群馬はオープンした施設や気象災害、ネット上で話題になった言葉が並んだ。
同パークは甘楽町内に4月オープンした、めんたいこ製造大手のかねふく（福岡市）が手がける全国6カ所目のテーマパーク。
直売店で作りたての商品を購入できるほか、見学コースやフードコーナーを備える。さまざまな角度からめんたいこを楽しめる施設で
「こんにゃくパーク」（同町）や「群馬サファリパーク」（富岡市）と並ぶ西上州の観光スポットとなっている。
今池宏充店長は「社内でも話題になり、大変うれしく思っている。ぜひ訪れていただき、楽しんでもらいたい」と話した。
2位は「ひょう」だ。降ひょうによる農作物やビニールハウスの被害が5月に館林邑楽地域を中心に各地で、6月には西毛地域で発生した。
特に6月は一部地域でゴルフボール大の大きさのものが降り、建物のガラスが割れたり車が傷ついたりした。各メディアで取り上げられ
全国から注目された。
3位は「小麦の奴隷」。実業家の堀江貴文氏が発案し、地方を中心に店舗を増やしているパン店で、3月に伊勢崎市田部井町に県内初出店した。
ざくざくした食感が癖になる「ザックザクカレーパン」が人気を集めている。
4位の「群馬のミッドガル」は東邦亜鉛安中製錬所（安中市）の工場夜景に関する記事が5月にネット配信されたのがきっかけ。
人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの架空都市「ミッドガル」そっくりの外観と名前の面白さがツイッター上で拡散され、話題を呼んだ。
5位の「宝徳寺」は、桐生市内の禅寺だ。磨かれた床に紅葉が映り込む「床もみじ」や3000個の風鈴が参道につり下げられる夏の
風鈴まつりで知られ、観光目的や写真を見ようと検索されたようだ。
このほかドラマ名の検索ランキング4位に、脚本を富岡市出身の生方美久さんが手がけ、県内でロケが行われたフジテレビ系連続ドラマ「silent」が入った。
総合1位は、7月に銃撃事件で亡くなった「安倍晋三」元首相だった。ランキングは1月1日～11月24日を調査対象に、前年と比較した。
都道府県別では新型コロナ関連の言葉を除外したほか、ランキング掲載時に汎用（はんよう）的な文言や正式名称に置き換えた。
上毛新聞社 12月10日 17：00
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