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2021年12月07日09時49分
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米アラスカ州に配備される本土防衛用の長距離ミサイル警戒レーダー「LRDR」(手前)のイメージ図(米ミサイル防衛局予算資料より)
【ワシントン時事】米国防総省ミサイル防衛局は6日、アラスカ州に新たなミサイル防衛用レーダー「長距離識別レーダー(LRDR)」を設置したと発表した。2023年の本格運用を目指す。米本土に飛来する弾道ミサイルの探知・追尾能力などが大幅に向上するという。
LRDRは米防衛大手ロッキード・マーチン社製で、日本が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」用レーダーとして調達契約を結んだ「SPY7」の大型版。複数の目標物を同時に探知・追尾できるほか、実際の弾頭とおとり弾頭の識別能力が優れているとされる。
宇宙ごみ(スペースデブリ)や衛星の監視任務を支援することも可能で、将来的に中国やロシアが開発中の極超音速ミサイルにも対処できる。ミサイル防衛局のヒル局長は「弾道ミサイルや極超音速ミサイルの脅威に対する本土防衛能力を向上させる」と強調した。