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2021年12月5日 13時4分スポーツ報知
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映画「梅切らぬバカ」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した加賀まりこ、塚地武雅
女優の加賀まりこが５日、都内で主演映画「梅切らぬバカ」（和島香太郎監督）大ヒット御礼舞台あいさつにドランクドラゴン・塚地武雅、和島監督と出席した。
加賀が５４年ぶりに主演を務めた同作は、古民家で暮らす母親（加賀）と自閉症を抱える中年息子・忠男（塚地）との絆を温かく描いている。
公開から約３週間がたち、上映館数は全国１１９館に。加賀は「付き合いのある俳優や業界の方々から、（本作について）メールやラインが来ています。今までの人生であまり褒められることがなかったので、毎日驚いています」と冗談交じりに反響を明かした。
現在、秋田県と高知県以外では上映されていることを受け、加賀は「ここまで来ると４７都道府県いきたい」と意気込んだ。高知県観光特使を務めている塚地は「なんで高知でやっていないんだ！僕の親戚も住んでいますし、塚地峠、塚地坂トンネルもある。ぜひやっていただきたい」と本作の上映を訴えた。
加賀は、最初は本作のオファーを受けるかどうか悩んでいたといい「連れ合いの子どもが自閉症なんですが、相談したら『この映画は自閉症の子どもを意地悪な目でみる映画じゃない。生まれてきてくれてありがとうという目でみる映画だからやった方がいい』と言ってくれた」。「撮影の２週間の間も、僕が君を支えるからと言って毎日撮影現場に付き添ってくれました。連れ合いに生まれてきてくれてありがとうです」と感謝していた。