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2021年12月5日 12時13分スポーツ報知
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杉村太蔵
ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」（日曜・午前９時５４分）は５日、元新潟県知事で自民党の泉田裕彦国土交通政務官から１０月の衆院選で、自民党新潟県連元会長・星野伊佐夫県議から２～３０００万円の「裏金」を要求されたと告発した問題を報じた。星野氏は３日、県庁内で会見し、「泉田さんの自作」などと反論。一方、泉田氏は同日、星野氏とのやりとりだとする音声データを公開した。
データは、衆院選前の９月４日午前９時ごろ、星野氏は自身の自宅で泉田氏と２人だけで会った時の会話で星野氏とされる男性は泉田氏の選挙情勢が不利とした上で「このままで行ったら、比例ひっかからないんだから、ダメだね。しくじって、やられるのはあんたと俺なんだ。誰でもない」と発言。裏金の要求を泉田氏が「寄付行為ができない」と拒否すると、「言葉のアヤ」と語気を強めた。「とにかく、必要経費を早くまこう」と迫り「２０００万や３０００万出すのにもったいなかったら、人生終わるよ？ 早くしないと悔いが残る」などと続いている。
元衆院議員でタレントの杉村太蔵は「こういう話を聞くと、つくづく僕は幸せだったと思う」と衆院議員時代に金銭問題とは無関係に過ごせたという。「１回目は比例でお金はかからなくて。２回目は小選挙区で出ようとして、公認争いをした時に残念ながら公認が取れなくて」と出馬断念までの経緯を振り返り、「でもその時に『お金は心配するな。出してやるから』と言ってくれる人はいたんですよ。実際に２０００万円くらいはかかると。そう言われたけど、どうせ落選するのにもったいないなと思いましたね」と当選が極めて厳しい状況でお金を使うことに心が痛んだといい、「中には、こうしてお金を要求されてしまうこともあるのかもしれませんけどね」と残念がっていた。