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2021年12月4日 9時16分スポーツ報知
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金子恵美氏
日本テレビ系「ウェークアップ」（土曜・午前８時）は４日、元新潟県知事で自民党の泉田裕彦国土交通政務官から１０月の衆院選で、自民党新潟県連元会長・星野伊佐夫県議から２～３０００万円の「裏金」を要求されたと告発した問題を報じた。星野氏は３日、県庁内で会見し、「泉田さんの自作」などと反論。一方、泉田氏は同日、星野氏とのやりとりだとする音声データを公開した。
データは、衆院選前の９月４日午前９時ごろ、星野氏は自身の自宅で泉田氏と２人だけで会った時の会話で星野氏とされる男性は泉田氏の選挙情勢が不利とした上で「このままで行ったら、比例ひっかからないんだから、ダメだね。しくじって、やられるのはあんたと俺なんだ。誰でもない」と発言。裏金の要求を泉田氏が「寄付行為ができない」と拒否すると、「言葉のアヤ」と語気を強めた。「とにかく、必要経費を早くまこう」と迫り「２０００万や３０００万出すのにもったいなかったら、人生終わるよ？ 早くしないと悔いが残る」などと続いている。
スタジオには元衆院議員の金子恵美氏が出演。金子氏は２０１０年から２年間、新潟県議を務め、その後、新潟４区から選出され衆院議員となったが星野氏について「県議団のトップとして県議会においても地元の長岡市においてもお力のあった方だと思いますけど、非常に面倒見のいい方ではあります」と明かした。
続けて野村修也キャスターから「ズバリですね、金子さんが出馬された時には、こういったお金を要求されるってことはあったんでしょうか？」と聞かれた。これに「今回、星野さんの会見の中でも正当な経費とか活動費という言葉がありますけれど、こういったものは当然、用意するんですが、それ以上の活動費以上のいわゆる表に出せないお金というものは私は星野さんではない別の県議から言われましたし、それは星野さん１人の問題というよりは体質として残っていたと思います」と明かした。
続けて「泉田さんに関しては、私、地元の市議会議員の方々の話を聞いたんですけど、経費の部分で出していない部分もあったので、不満が地元にあるということも聞いていますので、そういう部分で星野さんが経費のことをいう反論できる余地を作っているっていうこともあると思います」と指摘していた。