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2021年10月18日18時10分
今季限りでの引退を表明していたプロ野球・日ハムの斎藤佑樹投手(33)が2021年10月17日に札幌ドームで行われたオリックス戦の7回に登板し、試合後に引退セレモニーに臨んだ。
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斎藤佑樹投手(写真:AP/アフロ)
06年甲子園で69イニング、948球
斎藤は1点リードの7回に2番手としてマウンドに上がり、先頭打者・福田周平(29)にフルカウントから四球を与えたところで降板。11年の野球生活に終止符を打ったニュースは国内で速報として伝えられたが、韓国メディアも斎藤の引退に注目した。
韓国メディア「OSEN」(WEB版)は「『15日間で69イニング』悲運のハンカチ王子、33歳涙の引退試合」との見出しで特集記事を掲載した。
記事では斎藤が06年夏の甲子園大会において15日間で69イニング、948球を投げ抜き、ライバルの田中将大(現楽天)を破って優勝し、マウンド上で汗をハンカチで拭う姿が大きな話題となったと伝えた。
また、斎藤は甲子園での活躍で「ハンカチ王子」として瞬く間に国民的なスターダムに上がり、高校卒業後に進学した早大では1年生からチームをけん引したと紹介した。
しかし、高校、大学時代に肩を酷使した影響からか、プロ入り後は光を見いだせなかったとし、プロでの実績を見ると引退試合に値する選手ではないと指摘している。
「批判する世論さえ変えた」称賛するメディアも
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