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2021/10/19 00:23
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ロシアのラブロフ外相=モスクワ(ロイター)
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのラブロフ外相は18日、ブリュッセルにある北大西洋条約機構(NATO)のロシア代表部の業務を停止すると明らかにした。モスクワにあるNATO代表部の事務所も11月1日をめどに閉鎖する。NATOが今月、露代表部の外交官8人を事実上のスパイと認定し、追放処分にするなどしたことへの対抗措置だという。露主要メディアが伝えた。
冷戦期に敵対したNATOとロシアがテロ対策や大量破壊兵器の拡散防止で協力するため、2002年に設立した調整機関「NATOロシア理事会」も事実上機能を失う。近年のロシアと欧米の対立激化を象徴する事態となった。
ラブロフ氏は「NATOは対等な対話や共同作業に関心を持っていない」と批判し、緊急連絡はベルギーの在露大使館を通じて行うとした。NATO代表部の業務を再開する条件や時期には言及しなかった。
NATOは今月、ロシアから代表部に派遣されていた外交官8人を「情報部員」として追放し、代表部の人員を20人から10人に減らすよう求めた。双方の関係はロシアによる14年のクリミア併合以降に悪化の一途をたどってきた。