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毎日新聞 2021/10/18 21:31（最終更新 10/18 21:31） 464文字
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中国の習近平国家主席
中国共産党は18日、中央政治局会議を開き、党の重要会議である第19期中央委員会第6回総会（6中全会）を11月8～11日に北京で開催すると決めた。国営新華社通信などが伝えた。結党100年の歴史と成果を総括する「歴史決議」案が審議される。習近平総書記（国家主席）は異例の3期目続投を視野に入れており、それに向けた環境整備が進められるとみられる。
新華社通信によると、この日の会議では、「習氏を核心とする党中央は、党と国内の民族グループを団結させ、大きな成果を達成し、貴重な経験を重ね、中国の特色ある社会主義の強い活力を示した」と習指導部の成果を強調。「党と中国人民は中華民族の偉大な復興の実現という不可逆的な歴史プロセスに入ったことを世界に向けて宣言する」と誇った。来年秋の第20回党大会に向けて、習氏への権力集中をさらに進める狙いがありそうだ。
6中全会は中国共産党の中央委員会が開催する、重要政策や人事などについて議論する7回の全体会議の一つ。通常は党の最高会議である党大会の前年に開催されるため注目される。【北京・岡崎英遠】