虫歯治療後に2歳死亡 歯科医師が無罪主張 福岡地裁で初公判 [ひよこ★]at EDITORIALPLUS
虫歯治療後に2歳死亡 歯科医師が無罪主張 福岡地裁で初公判 [ひよこ★] - 暇つぶし2ch1:ひよこ ★
21/09/27 16:45:06.22 z1rYz5zh9.net
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毎日新聞 2021/9/27 15:06(最終更新 9/27 15:07) 1295文字


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福岡地裁=福岡市中央区で
 2017年に麻酔薬を使った虫歯治療後に容体が急変した女児(当時2歳)に適切な救命措置を取らず死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われている福岡県春日市の小児歯科医院(閉鎖)の院長だった高田貴(たかし)被告(56)の初公判が27日、福岡地裁(神原浩裁判長)であった。高田被告は「刑事責任はないと考えている。予見はできなかった」と起訴内容を否認し、無罪主張した。
 死亡したのは、春日市の山口叶愛(のあ)ちゃん。高田被告は「重大なことと受け止めており、一生背負っていかないといけない」とも述べた。

 起訴状によると、高田被告は17年7月1日、春日市の歯科医院で、麻酔薬リドカインを主成分とする局所麻酔で約1時間の虫歯治療を受けた叶愛ちゃんの顔色が悪いなどと両親が異変を繰り返し訴えたにもかかわらず、応急処置や救命措置を怠り、2日後に急性リドカイン中毒による低酸素脳症で死亡させたとされる。
 19年3月に高田被告を書類送検した福岡県警の調べによると、リドカインの投与量や使用法に問題はなかったが、薬の注意書きには使用後に中毒症状が出る可能性が記されているという。両親は高田被告らに計約1億500万円の損害賠償を求める訴えも福岡地裁に起こしている。【平塚雄太】

両親「娘のため、真相解明求める」
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山口叶愛ちゃん=遺族提供
 叶愛ちゃんの両親が27日、事件の初公判に合わせて報道関係者向けに出したコメントは次の通り。
 私たちの最愛の娘の命が突然奪われた日から4年以上がたちました。
 昨年、ようやく当時の歯科診療所の院長が業務上過失致死罪で起訴され、その日から1年がたつ本日、第1回公判期日を迎えることになりました。刑事裁判において死因を含めた真相が明らかになることを、私たちは待ち続けてきました。長い長い道のりでした。
 被告人は責任を認めていないと聞いており、私たち家族もこの刑事裁判に証人として出廷しなければなりません。長い悪夢のような日々は、これからも続きます。

 最愛の娘の命が奪われた日の出来事は、今でも鮮明に記憶に残っています。
 ですから、私たちは証言台に立って、ありのままをお伝えするつもりです。
 ただ、事実をありのままに話すということは、忘れようもない当時の娘の青白い顔、紫色の唇、焦点の合わない瞳、硬直した体の感触、そして長く続いた苦しむ姿を鮮明に思い起こすことでもあり、助けを求めても対応してくれないことへの憤り、深い悲しみ、喪失感に再び襲われ、胸が張り裂ける思いです。
 ですが、最愛の娘のために、さらには同じような被害者を生まないために、そう自分に言い聞かせて、証言台に立ちます。

 この日を迎えるまでに、事件の解明のために尽力してくださってきた皆さま、私たちの娘のために心を痛めてくださった皆さま、心より感謝いたします。
 今後も、私たちは心強くし、二度とこのような事件が起きないような真相の解明を求めていきますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
 最後に、叶愛、生きていれば、あと3カ月をしないうちに7歳だね。叶愛のことを思わない日は一日もなかったよ。パパとママはこれからも叶愛を守っていくからね。


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