東山魁夷の偽版画を無断作製した疑い 大阪の元画商ら2人を逮捕 [ひよこ★]at EDITORIALPLUS
東山魁夷の偽版画を無断作製した疑い 大阪の元画商ら2人を逮捕 [ひよこ★] - 暇つぶし2ch1:ひよこ ★
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毎日新聞 2021/9/27 09:51(最終更新 9/27 09:57) 1046文字


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自宅を出る加藤雄三容疑者=大阪府池田市で2021年9月27日午前9時2分、山田尚弘撮影
 日本画家の東山魁夷(かいい)の偽版画を作製したとして、警視庁生活経済課は27日、大阪府池田市宇保町、元画商、加藤雄三(53)と、奈良県大和郡山市柳6、版画工房経営、北畑雅史(67)の両容疑者を著作権法違反の疑いで逮捕した。加藤容疑者は文化勲章を受章した東山や平山郁夫、片岡球子らの原画を基にした版画の製作を、遺族ら著作権者の許諾を受けずに約10年前から北畑容疑者に依頼し、繰り返し販売していたとみて同課が調べる。
 捜査関係者によると、逮捕容疑は2017年1月中旬~19年1月上旬ごろ、東山の著作権者の許諾を受けずに「白馬の森」など計5作品の偽版画7枚を作製したとしている。

 原画を基にした版画は、画家本人や著作権を持つ遺族らの了承を得て枚数を制限して作られる。原画より安価だが、著名画家であれば数十万から数百万円で取引されることもある。両容疑者は著作権者に対価を払うことなく、版画を勝手に販売して利益を得ていたとみられる。
 事件は20年春ごろ、画商でつくる業界団体「日本現代版画商協同組合」の組合員が、同じ絵画の版画が不自然に多く流通していることに気付いて発覚した。組合が調査したところ、版画であることを示す、画家や著作権者のサインなどが真作と異なっていたことが判明。版画の色合いも不自然な面があったという。

 組合の聞き取り調査に加藤容疑者が「版画のサインは自分で書いた」などと不正を認めたため、20年12月に除名処分とした。偽版画を販売していた百貨店も返金などの対応に追われる事態になった。
 組合から相談を受けた警視庁は同月、加藤容疑者の経営していた画廊や自宅などを家宅捜索し、東山、平山、片岡のほかピカソやシャガールを含む画家計12人の原画を基にした版画80点を押収。加藤容疑者名義の二つの金融機関の口座にあった約6億2000万円の預金については、偽版画の売上金が含まれている可能性があるとして、警視庁の要請を受けて金融機関が凍結していた。

 事件の発覚後、加藤容疑者は代理人弁護士を通じ「著作権者、取引先、作品を購入された方、業界の方々に多大なご迷惑をお掛けし深くおわびする。可能な限り被害回復に努める」とのコメントを公表。北畑容疑者は毎日新聞の取材に「(加藤容疑者とは)10年以上前に状態の悪い版画の修復を頼まれてからの付き合いで、ライセンス(著作権者の許可)があるから版画の作製を依頼してきたと思っていた。今回はライセンスがなかっただけで偽物とは言えない」と主張していた。【柿崎誠】


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