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2021.4.19 15:56
国土交通省は、住宅の浸水を防ぐ排水ポンプ場のエンジンを低価格で調達できるようにする。現在は特注の船舶用を使っているが、自動車用の量産品を活用する。実用化に向け19日、関係企業と協定を結んだ。豪雨被害が相次ぐ中、排水ポンプ場は全国で老朽化が進行。更新に伴うコストを大幅削減できるほか、故障時の早期復旧にもつながるという。
排水ポンプ場は大雨の際、小さな川から水があふれないよう、大きな川へ強制的に流すなどの役割がある。エンジンは特注の船舶用で価格は1台4千万円以上。水没時などは取り換え品の製作に時間がかかる。
自動車用は1台75万~200万円程度で、故障時の修理や交換がしやすく、点検の効率化も見込まれる。国交省や都道府県が管理するポンプ施設は昨年3月末時点で865カ所あるが、10年後には約5割が整備から40年を超える。