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2021.4.15 16:21
URLリンク(www.sankei.com)
9日、韓国南部・泗川で開かれた式典で披露された戦闘機「KF21」試作機(大統領府提供)
【ソウル=時吉達也】「(神話上の)建国4千年の歴史における最大兵器事業」と呼ばれる戦闘機の独自開発が、韓国で進んでいる。構想20年、総事業費18兆6000億ウォン(約1兆8000億円)を投じる超音速戦闘機「KF21」の試作機披露式典が今月開催され、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「自主国防」態勢強化の意義を強調した。巨額投入の背景には防衛事業をめぐる米国への不満があり、依存脱却の動きを一歩進めた格好だ。
「われわれの手で作った超音速戦闘機を持つことになった。自主国防の新しい時代が開かれた」。9日、韓国南部泗川(サチョン)で開かれた式典で、文大統領はKF21の名前に「21世紀の空は自分で守るという意志が込められている」と説明。「米国離れ」の狙いを強調した。
お披露目された戦闘機は航続距離2900キロで、飛行速度は音速の1・8倍に達する。今後飛行試験などを経て、2026年の完成を目指す。量産化開始段階で国産部品の比率を65%以上にすることを目標としており、32年までに120機を実戦配備する計画だ。
戦闘機の独自開発に向けては01年、当時の金大中(キム・デジュン)大統領が「15年までに国産戦闘機を開発する」と表明した。しかし、「輸入した方が安く、性能も高い」(韓国紙記者)との見方から、事業の妥当性について複数回にわたり不認定となったほか、米国から核心技術の提供を拒否されたことで開発は長期化した。
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