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2021.3.5 13:28
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中国全人代の開幕式で国歌斉唱する習近平国家主席(中央)ら=5日、北京の人民大会堂(共同)
【北京=三塚聖平】中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)が5日に北京で開幕したが、昨年に続き新型コロナウイルス流行の影響が残る中で、参加者はワクチンを接種するなど感染対策を徹底する厳戒態勢がとられた。
中国共産党機関紙・人民日報系の健康時報(電子版)は、全人代と全国政治協商会議(政協)の全国委員会会議のメンバー5千人超が新型コロナのワクチンを接種済みだと報じた。全人代の代表は約3千人、政協の委員は2100人余りなので、ほとんどが接種したものとみられる。
ワクチンは、中国製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)が開発したものだという。接種は強制ではないと伝えられるが、全人代の場で中国産ワクチンを内外にアピールする狙いもあるとみられる。なお、ワクチンの接種者にもPCR検査を求めているという。
取材機会は昨年に続き限定される。記者会見は、会場の人民大会堂にいる政府高官らと、離れた場所に置かれた取材拠点とをテレビ会議方式で結んで行う。現場で取材できる記者やカメラマンの人数は、国内外のメディアともに絞り込まれているもようだ。
現在、中国国内の感染状況は落ち着いているが、全人代開催中の流行を防ぐため北京の緊張は増している。今月15日まで他都市から北京に来る際には、7日以内のPCR検査の陰性証明を求める。例年の治安対策に加え、コロナ対策にも重点が置かれている形だ。