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毎日新聞 2021/3/4 19:51(最終更新 3/4 20:37) 有料記事 1613文字
韓国の保守系最大野党「国民の力」は4日、4月7日に投開票されるソウル、釜山両市長選の候補者を発表した。1年後に迫る大統領選の前哨戦として注目が集まる。ソウル市長選では、いずれも「反文在寅（ムンジェイン）」を掲げる「国民の力」と中道派が、候補を一本化できるかが次の山場となる。【ソウル渋江千春】
釜山市長選の「国民の力」の候補者は、李明博（イミョンバク）元大統領の政務首席秘書官だった朴亨･（パクヒョンジュン）氏（61）に決まった。この市長選も、セクハラ問題で与党の前市長が辞任したことに伴うもの。朴亨･氏は4日「今回の選挙の性格を忘れてはいけない。正義が残っていることを我々国民が示すべきだ」と支持を訴えた。
釜山は元々保守の地盤であり、進歩系の与党側は挽回を狙い、選挙を前に釜山市の加徳島（カドクト）への新国際空港建設を進める方針を打ち出した。加徳島は…
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