21/01/17 13:54:25.31 N4uR+4CS9.net
URLリンク(www.sankei.com)
2021.1.17 10:34
URLリンク(www.sankei.com)
夏の海水浴で人気の赤崎海岸では無数の星が天空に広がった。15秒間の露光で3つの流星を撮影することができた=東京都神津島村
月の入りを迎えた未明の空が徐々に輝きを増す。無数のきらめく星が澄んだ空を覆いつくした。時折吹く強い西風に、いくつか落ちてくるのではと思うほどの星明かりだ。
都心から南へ約180キロにある伊豆諸島・神津島(東京都神津島村)。島は昨年12月、美しい星空をたたえる国際制度「星空保護区」に認定された。夜間の“光害”から星空を守ろうと活動する「国際ダークスカイ協会」(本部・米国)が評価した。
これまで村は星空を観光振興に活用しようと、保護区認定に向けて取り組んできた。昨年1月には自宅カーテンや照明の適切な利用を求める条例を施行。電機メーカーの協力で、11月には村道の外灯、防犯灯を光が上空に漏れないものに変更、改修した。
島で民宿を営む鈴木園子さん(70)は「数年前に比べて最近は子供の頃のように星がよく見える気がします」と話す。
保護区は国内では沖縄県の西表(いりおもて)石垣国立公園に次いで2カ所目。同協会は「東京からジェット船で4時間。都市部から訪れた多くの人を感動させ、宇宙の神秘へといざなう」と評価した。前田弘村長(66)は「星は島の宝、新型コロナ収束後、観光資源としてアピールしていければ」と期待を込める。
神津島観光協会の星空観察会に参加した。ガイドの丁寧な解説で、夜空を見上げれば島全体がプラネタリウム。ぜいたくな気分になった。
さえた冬、神津島の空は一段と星が美しく見える季節を迎えている。(写真報道局 桐山弘太)
◇
動画は「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。
URLリンク(www.youtube.com)