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毎日新聞2020年11月25日 08時45分(最終更新 11月25日 08時45分)
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イベントでは、漁師の久保晨也さん(後列右端)が生産したカキを親子連れらが薪ストーブで調理した=岩手感釜石市鵜住居町の根浜シーサイドキャンプ場で、2020年11月23日午後0時12分、中尾卓英撮影
三陸を代表する冬の味覚カキの収穫が本格化している。コロナ禍を栄養満点のカキで吹き飛ばそうと、各地でさまざまな楽しみ方を模索する。【中尾卓英】
岩手県釜石市鵜住居町のキャンプ場・根浜シーサイドで23日、カキ料理を楽しむイベントがあった。三陸ひとつなぎ自然学校などが、コロナ禍の子どもに外遊びの場を提供する「根浜あおぞらパーク」の一環で、初めて開催。親子連れなど約10人が参加した。
東日本大震災後、釜石湾でカキ養殖を始めた同市の漁師、久保晨也さん(29)が80個を用意。子どもたちがまきをストーブにくべて殻ごと蒸すと、香ばしい蒸気が広がった。同市の上級食育アドバイザー、橋本亜寿香さん(39)が準備したワカメや甲子柿など4種のソースでカキを味わった同市立双葉小3年、三浦碧人(あおと)さん(9)は「自分で火をおこして蒸したカキはジューシーで肉厚な味わいが最高だった」と笑顔だった。
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白くプリプリに育った2年もののカキを手際よくむき身にする堀内千賀子さん。「嫁いできてから35年やってっから」=岩手県宮古市赤前の産直施設「うみのミルク」で、2020年11月24日午後2時52分、中尾卓英撮影
とれたて直売所、宮古にオープン
一方、宮古湾で取れたてのカキを漁業者が直売する「うみのミルク」が24日、宮古市赤前にオープンした。山根幸伸・津軽石牡蠣(かき)養殖組合産直部会代表は今年のカキについて「身は白く透き通り、濃厚な味わい」と胸を張る。この日は市内外の約30人が「(コロナ禍で)帰省できない娘や息子に贈りたい」と買い求めた。
加熱処理用で値段は市価より安く1キロ入り大サイズが2300円、500グラムの小が1200円(税込み)など。来年4月末まで原則平日の午後1~4時。