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毎日新聞2020年11月25日 08時36分(最終更新 11月25日 08時36分)
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漁船に水揚げされたタイラギ=福岡県大牟田市沖の有明海で2006年12月15日午前9時47分、矢頭智剛撮影
福岡、佐賀両県の潜水漁師の協議会は24日、佐賀市で会合を開き、有明海特産の高級二枚貝「タイラギ」の今季休漁を決めた。休漁は9季連続。両県が10、11月に延べ113地点で実施した生息調査で漁獲対象となる成貝が一つも確認されず、個体数回復の兆しが見えない状況が続いている。
タイラギ漁の再開には1地点当たり成貝100個以上が必要とされる。佐賀県によると、成貝が確認されなかった要因として、7月の九州豪雨で大量の雨水が有明海に流れ込んで海の塩分濃度が下がったことなどが考えられるという。国営諫早湾干拓事業(長崎県)による潮流の変化が要因と指摘する漁業者らもいる。
福岡県有明海潜水器協議会の椛島(かばしま)徳義会長は「怒りを通り越して声が出ない。今年は天候が悪かったが、回復に向け原因究明をしたい」と肩を落とした。【竹林静】