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毎日新聞2020年11月24日 19時16分(最終更新 11月24日 19時45分)
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比叡山を背景に琵琶湖を進む水上飛行機=別所隆弘さん撮影
琵琶湖岸を発着する水上飛行機の遊覧飛行を半世紀ぶりに復活させようと、大津市が24日、乗客を乗せた実証実験を行った。同市の担当者は「少人数での運航はウィズコロナ時代の移動手段にふさわしく、観光の起爆剤にもなる」と意気込んでいる。
琵琶湖の水上飛行機は、1961年から大津港を発着地点に民間企業が遊覧目的で運航していたが、客足が落ち込み、72年に廃止された。実証実験は新たな観光資源を模索していた同市が、広島県尾道市を拠点に遊覧飛行を運航する「せとうちシープレーンズ」と協力して実施。1便当たり定員6人で、高度約600メートルから琵琶湖や京都市上空を遊覧するコースなど、4便を運航した。
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琵琶湖文化館(左奥)付近を進む水上飛行機=大津市歴史博物館蔵(谷本勇さん撮影)
搭乗した兵庫県西宮市の会社員、松本秀之さん(45)は「京都や比叡山の紅葉が素晴らしく、遠くまで見渡せた琵琶湖も美しかった。水面からの発着は想像以上にスムーズだった」と話した。
自らも遊覧飛行を体験した大津市の佐藤健司市長は「発着水域の安全確保など解決すべき課題をクリアし、民間とともに機運を盛り上げてスピード感を持って事業化を目指したい」と語った。【礒野健一】