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2020.10.23 00:30
世界反ドーピング機関（ＷＡＤＡ）は２２日、重量挙げにおける尿検体すり替えの違反行為をめぐって暫定的な調査結果を公表し、６カ国の１８選手に関与の疑いがあると明らかにした。
国際連盟（ＩＷＦ）に違反の隠蔽や前会長による不正会計が発覚した同競技は、２０２４年パリ五輪から除外される可能性が出ており、改めて不正が蔓延（まんえん）する実態が浮き彫りとなった。
ＷＡＤＡによると、摘発に向けて開発した新手法で特定した。１７年８月から開始した調査ではロシア選手の不正隠蔽にＩＷＦ幹部が加担した問題や、ルーマニアの組織的な違反に焦点を当てている。（共同）