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毎日新聞2020年9月20日 18時00分(最終更新 9月20日 18時31分)
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にっこり笑うデザインの機体に手を振り、出発を見送る全日空のスタッフ＝成田空港で2020年9月20日午後2時3分、中村宰和撮影
機体にウミガメの親子を描いた全日本空輸の超大型旅客機エアバスA380による2回目の遊覧飛行が20日実施され、乗客330人が空の旅を楽しんだ。成田空港を飛び立ち、富士山や名古屋、伊豆大島・三原山の上空を回って約1時間半飛行し、成田に戻った。
ハワイの海のようなエメラルドグリーンの特別塗装の2号機を使用した。機首のデザインは、目を細めてにっこり笑う優しい表情をしている。乗客はタラップから乗り込む前、機体をバックに記念撮影していた。
成田―ハワイ・ホノルルの専用機のA380は、新型コロナウイルスの影響で3月25日を最後に定期旅客便としての運航を休止している。1号機による初めての遊覧飛行を8月22日に実施し、約150倍の申し込みがあった。今回も約110倍と人気を集め、全日空は今後も遊覧飛行の実施を予定している。【中村宰和】