20/08/06 00:54:23.00 k1bMF5lo9.net
URLリンク(mainichi.jp)
毎日新聞2020年8月5日 22時42分(最終更新 8月5日 22時42分)
URLリンク(cdn.mainichi.jp)
前半、シュートを外して苦笑いする横浜FCの三浦=駅前不動産スタジアムで2020年8月5日
○横浜FC1―0鳥栖●(5日・駅スタ)
今季初めてメンバー入りした横浜FCのFW三浦が先発し、DF土屋征夫(当時甲府)が持つ42歳10カ月のリーグカップ戦の最年長出場記録を大幅に更新し、53歳5カ月10日での出場を果たした。三浦は前半30分に右クロスを頭で合わせてスタジアムを沸かせた。
一つのプレーで空気を変えられるのは「キングカズ」だからこそ。下平監督も「カズさんのパフォーマンスには感謝している」と賛辞を贈った。53歳とは思えぬゴール前での嗅覚で、横浜FCのFW三浦は自らの健在ぶりを示した。
URLリンク(cdn.mainichi.jp)
鳥栖戦に出場した横浜FCの三浦知良=駅前不動産スタジアムで2020年8月5日
約8カ月半ぶりとなった公式戦のピッチ。キャプテンマークを巻き、2トップの一角として出場すると、スタートからエンジン全開だった。試合開始早々、左サイドでボールを持つ鳥栖選手にスライディング。「チーム全員に戦う気持ちを見せたかった」と、闘志を見せた。
相手にボールを握られ、三浦になかなかボールが入らない。そんな中でも、ゴール前でボールを受けた一度のチャンスで観客を沸かせた。前半30分、右からの速いクロスに対し、競り合いの中で相手DFの前に入り込むと、体勢を低くしてダイビングヘッド。ボールはGKにキャッチされたものの、勢いよくゴールの枠を捉えた場面に、鳥栖サポーターばかりの敵地のスタジアムに歓声が響いた。
13季ぶりにJ1で戦う今季。「連敗している中、勝利してチームを良い方向に向かせる責任がある」と、言葉通りのプレーを見せた63分間だった。交代で退く時の大きな拍手が、カズの偉大さを物語っていた。【丹下友紀子】