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毎日新聞2020年7月13日 11時15分(最終更新 7月13日 11時16分)
岡山県赤磐市の農作物生産会社「西山ファーム」=破産手続き中=の違法な商法で被害を受けたとして、元顧客の男女17人が13日、同社や役員らに計約6400万円の損害賠償を求める集団訴訟を大阪地裁に起こした。
同社を巡っては、愛知県警が2019年、出資法違反の疑いで捜索。元本保証や高配当をうたって違法に資金を集めた疑いがあり、実態解明を進めている。
原告は大阪、兵庫、奈良、大分の4府県に住む20~30代。訴状によると、同社は果物や化粧品などをクレジットカード決済で購入すれば、数%の利益を上乗せして代金を全額返還すると勧誘していた。同社が商品を転売して利益を上げる仕組みをうたっていたが、実際には転売せず、顧客への代金返還も滞っていたという。顧客側は、同社が破綻直前の19年2月まで違法な資金集めを続けて被害を拡大させており、賠償責任があると主張している。
原告側によると、同社は全国で約1500人から資金を集め、被害総額は約20億円に上るという。6月には、元顧客41人が計約3億2400万円の賠償を求めて名古屋地裁に提訴した。【藤河匠】