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2020年7月12日 21時24分スポーツ報知
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那須川天心
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２０年初戦を白星で飾った那須川天心
◆Ｃｙｇａｍｅｓ ｐｒｅｓｅｎｔｓ ＲＩＳＥ ｏｎ ＡＢＥＭＡ ○那須川天心（１回１分３０秒 ＫＯ）笠原友希●（１２日、東京都内）
立ち技格闘技「ＲＩＳＥ」の初のテレビマッチ「Ｃｙｇａｍｅｓ ｐｒｅｓｅｎｔｓ ＲＩＳＥ ｏｎ ＡＢＥＭＡ」が１２日、東京都内で開催され、キック界の“神童”那須川天心（２１）＝ＴＡＲＧＥＴ＝が、笠原友希（１９）＝シーザージム＝を１回１分３０秒でＫＯ勝ち。４０連勝を達成した。
３９戦３９勝無敗の王者の２０２０年初戦は、シュートボクシング（ＳＢ）のリングで１５戦１敗と活躍するＳＢ日本フェザー級１位の笠原が異例の公募という形で選ばれた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、約半年ぶりとなった那須川の今年初戦。序盤からペースを握った。左フック、右フックで２度のダウンを奪うと、最後はカウンターの右フックでＫＯ勝利。わずか９０秒で連勝記録を４０に伸ばした。
１９年大みそかのＲＩＺＩＮ．２０江幡塁戦以来の試合に「うれしかった。僕に挑んでくれた笠原君。本当に彼は格闘家」と相手を称え、無観客試合には「全く気にならなかった。試合ができてうれしかった」と集中して試合に臨んでいたと話した。
◆那須川 天心（なすかわ・てんしん） １９９８年８月１８日、千葉県生まれ。５歳から極真空手を始め、小学６年でキックボクシングに転向。２０１４年に１回５８秒という衝撃のプロデビューを飾った。現在、ＩＳＫＡオリエンタルルール世界バンタム級王者、ＲＩＳＥバンタム級王者。２０１８年６月のＲＩＳＥ幕張メッセ大会では強敵のロッタン・ジットムアンノンに判定勝利し、ＲＩＳＥ初の世界王者を獲得。キックボクシングではいまだ無敗。１６年からＲＩＺＩＮのリングで総合格闘技デビューし、４戦４勝。１８年大みそかのＲＩＺＩＮ．１４ではスーパーエキシビジョンマッチで日本人で初めてフロイド・メイウェザーと対戦したが１回に３度のダウンを喫し、セコンドのタオル投入により試合は続行不可となった。