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2020年6月7日 07:00
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米国のプロのサーファーチームがサーフィンとジェットスキーのいいとこ取りをした新たな乗物「YuJet Sufer」を開発し、このほど発売した。
電動のジェット推進サーフボードで、波のない海や川、湖でも楽しめるジェットスキー感覚のサーフボードだ。
電動スケボーの水上版
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サーフィンは波に乗ることで自然との一体感を味わえるのが魅力のスポーツだ。ただ残念ながら波がなければ楽しめない。また、沖合に出るまでパドリングして進まなければならず、体力を消耗しがちだ。一方のジェットスキーはバイクのようにまたがってスロットを回すだけで水上走行できるが、かなり高価で個人では簡単に所有できない。
その2つのいいところだけを合体させた乗物がYuJet Suferだ。デザインは完全にサーフボード。しかしバッテリーを搭載し、電気で推進力を得ている。コントローラーでスピードを調整しつつ、進行方向は体重移動で決めるスタイルは「電動スケボーの水上版」といえる。
バッテリーは交換式
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YuJet Suferの最高速度は時速38.6キロ、フル充電で25.7キロ走行できる。時間にして最大40分楽しめるとのこと。バッテリーは交換式なので、バッテリーを複数用意しておけば遊び足りないことはなさそうだ。
また、手軽に扱えるよう、YuJet Suferはカーボンファイバーを採用し、重さを9キロに抑えている。フィンを取り外すことができるのも気が利いている。ジェットスキーと違って持ち運ぶのにトレーラーを使う必要もなく、収納が比較的容易で、メンテも不要だ。
新たなウォータースポーツとして今後注目を浴びそうな電動サーフボードの価格は9999ドル（約108万円）。なかなかの額だが、ジェットスキーより身近なレジャーになる可能性を秘めている。