正倉院宝物、ツユクサで着色 [ひよこ★]at EDITORIALPLUS
正倉院宝物、ツユクサで着色 [ひよこ★] - 暇つぶし2ch1:ひよこ ★
20/06/05 13:18:03.09 CAP_USER9.net
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2020.6.5 11:47
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正倉院宝物「細布香袋残欠」で、ツユクサの使用が確認された箇所(正倉院紀要第42号から)
 巾着型の布に鳥や花などを描いた正倉院宝物「細布香袋(さいふのこうぶくろ)残欠」の文様に、ツユクサが着色料として使われていたことが宮内庁正倉院事務所(奈良市)の調査で分かった。ツユクサは古代から彩色に利用され、万葉集の歌にも登場するが、正倉院宝物で科学的に確認されたのは初めて。調査結果は「正倉院紀要第42号」で報告された。
 細布香袋残欠は縦9センチ、横16センチ。これまでの調査で麻で織られたことが分かっており、表面には鳥や花、チョウなどの小さな文様が見られる。人の目で見える光を波長ごとに分けて分析する「可視分光分析」などの結果、鳥や花の青色や草の緑色がツユクサで染めた麻布の成分と一致。現在は一部変色しているものの、ツユクサを使ったと考えられる。
 ツユクサは夏に青い花を咲かせる。万葉集の歌では「月草」として詠まれ、古来親しまれてきた。
 万葉集を研究している関西大の村田右富実教授(日本上代文学)は「『月草』は色が変わりやすいものとして歌われている。そうした性質を分かった上で将来的な色の変化を見越して使った可能性もあり、すごくおもしろい」と話している。


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