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2020年05月29日20時08分
【台北時事】台湾の憲法裁判所に当たる司法院大法官会議は29日、既婚者が配偶者以外の人と性的関係を結ぶことを刑罰の対象とした刑法の姦通(かんつう)罪について、「憲法が保障する性の自主権を制限している」などとして、違憲とする憲法解釈を示した。これにより、長年続いてきた同罪は失効し、即日廃止された。
台湾の姦通罪は、既婚者が夫や妻以外の人と性的関係を結んだと認定された場合、浮気相手を含めて1年以内の懲役刑を科すことができると定めている。ただ、既婚男性が妻以外の女性と性的関係を持った場合、妻が浮気相手の女性だけを訴えるケースが多く、女性に不利な法律と指摘されてきた。同会議は浮気相手だけを刑罰の対象にできる刑事訴訟法の規定についても「憲法が保障する平等権に違反する」として、違憲と判断した。