【冬虫夏草】「直感」で発見!新種キノコが正式認定「クサイロコメツキムシタケ」 栃木県立博物館で展示at EDITORIALPLUS
【冬虫夏草】「直感」で発見!新種キノコが正式認定「クサイロコメツキムシタケ」 栃木県立博物館で展示 - 暇つぶし2ch1:ひよこ ★
20/04/01 13:49:46.40 CAP_USER9.net
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毎日新聞2020年4月1日 10時10分(最終更新 4月1日 10時11分)
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展示されている新種の冬虫夏草、クサイロコメツキムシタケ=宇都宮市睦町の県立博物館で、玉井滉大撮影

 栃木県立博物館(宇都宮市睦町)の学芸嘱託員、山本航平さん(30)が宇都宮市内で発見した新種のキノコ(冬虫夏草)「クサイロコメツキムシタケ」が、このほど国際的な学術誌で発表され、正式に新種に認定された。キノコは同館で5月6日まで展示されており、山本さんは「展示を通して冬虫夏草に興味を持ってもらえれば」と話している。【玉井滉大】
 山本さんが冬虫夏草に興味を持ったのは小学生の時。昆虫の本の写真にあった、その姿に驚いた。大学院博士課程で菌類を研究。その後に就職した県立博物館では、研究者が少なく、興味があった冬虫夏草の研究や、県内での発見、分布の解明に励んでいる。
 冬虫夏草は生きた昆虫に寄生して成長するキノコで、自然界で昆虫が増えすぎないよう調節する役割もある。世界中で確認されている約500種中、日本国内には約400種が分布すると言われているが、県内では十分に解明されていない。

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新種のキノコを発見した県立博物館学芸嘱託員の山本航平さん=宇都宮市睦町の県立博物館で、玉井滉大撮影
 山本さんが新種のクサイロコメツキムシタケを発見したのは2017年7月。住宅地近くの雑木林をはうように目をこらして調べていたところ、薄暗く湿った地面で約3センチの黄緑色のキノコを見つけた。すぐに「新種だ」と直感した。その後、DNAの解析や顕微鏡での観察などを通して「直感」は本物に。細かな分析や実験を積み重ね、約1年かけて執筆した論文を20年1月に日本菌学会発行の国際学術誌に発表し、正式に新種認定された。
 発見した新種のキノコは、地中に生息するコメツキムシの仲間の幼虫やさなぎに寄生し、キノコの部分が草色(濃い黄緑色)を帯びている。大きさは個体差はあるが、約4~10センチという。
 山本さんの約3年間の調査により、県内で確認された冬虫夏草は約15種から約50種に増えた。冬虫夏草は近年、害虫を駆除する生物農薬として活用する研究も行われており、調査を通して県内の生物多様性の解明に加え、農薬などの研究開発にもつながるという。山本さんは「県内は自然豊か。探せばもっと生息していると思う。100種ぐらい見つけたい」と笑顔を見せた。
 同館のエントランスホール(無料スペース)で展示。山本さんは「今回の新種は住宅地の近くで見つけた。身近な生物に注目するきっかけになれば」と話している。


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