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毎日新聞2020年3月29日 10時07分(最終更新 3月29日 10時17分)
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新しいJR長崎駅のコンコース=長崎市尾上町で2020年3月28日午前8時42分、中山敦貴撮影
JR長崎駅の新駅舎(長崎市尾上町)が28日、開業した。長崎―浦上の高架事業の一環で旧駅舎から西側に移転。ホームがある2階は一部がガラス張りで長崎港や稲佐山などが望め、国際観光都市・長崎の新たな玄関口として生まれ変わった。
新駅舎は鉄筋コンクリート2階建てで総工費約70億円。1階は広々としたコンコースで、2階が在来線のホームとなっている。2022年度に武雄温泉(佐賀県)―長崎間で暫定開業予定の九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)の駅の建設も行われており、周辺では大規模な再開発が進んでいる。
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新しいJR長崎駅のコンコース=長崎市尾上町で2020年3月28日午前8時33分、中山敦貴撮影
1998年から市民に親しまれてきた旧駅舎は27日で役目を終了。最終電車の発車後、券売機や改札機の移設などの「引っ越し」作業が夜通しで続いた。28日早朝、始発電車を見送った砥綿(とわた)陽介駅長(43)は「ヒヤヒヤしたが準備が間に合ってよかった」と胸をなで下ろした。
6時間あまりで「新旧交代」
27日午後11時23分。旧駅舎から諫早行きの最終電車出発後、砥綿駅長が改札口に集まった大勢の利用客らを前に「長い間のご利用ありがとうございました。引き続き長崎駅をよろしくお願いします」とあいさつ。駅の電光掲示板には「ありがとう『長崎駅』」の一文が表示された。
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新しいJR長崎駅のホーム=長崎市尾上町で2020年3月28日午前8時半、中山敦貴撮影
28日午前5時47分、佐世保行きの始発列車で新駅舎は新たなスタートを切った。新しい長崎の玄関口を見ようと早朝から集まった多くの市民や鉄道ファンは、コンコースやホームを見渡しては盛んに写真撮影していた。コンコースにはコンビニエンスストアや観光案内所、待合室が並び、駅長室や駅員室はガラス張りだ。
新駅舎は開業したが、東口に行くには当面は旧駅舎改札口を起点とする約350メートルの仮設迂回(うかい)路を通らなければならない。砥綿駅長は、「ご迷惑をおかけする点は駅員の真心あるサービスで補いたい」と話している。【中山敦貴】