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毎日新聞2020年2月25日 14時22分(最終更新 2月25日 14時22分)
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慰霊碑「哀しみの東京大空襲」前で語る海老名香葉子さん=東京都台東区で2014年3月9日、油井雅和撮影
毎年3月9日に、東京大空襲の犠牲者を追悼し戦争の悲惨さを次代に語り継ごうとエッセイストの海老名香葉子さんを中心に、東京・上野で開いている「時忘れじの集い」が、新型コロナウイルスの感染拡大リスクが高まっていることから今年は開催を中止することが決まった。
東京大空襲で海老名さんは、釣りざお職人だった父、母、祖母、2人の兄、そして小さな弟を亡くした。2005年、私財と寄付で、東京・上野に慰霊碑「哀しみの東京大空襲」と平和母子像「時忘れじの塔」を建立し、毎年、3月9日に「時忘れじの集い」を開いてきた。
毎年、寒い時期の開催ということもあり、今年から集いのイベントは東京文化会館小ホールで開くことにしていた。
海老名さんは「毎年、楽しみにしていただいているという方も多いのですが、私もそうですが、お年を取られた方のことを考えますと、万が一のことがあってはいけないので、大変残念ですが、中止することを決めました」と話している。【油井雅和】