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2020年02月25日 08時30分 公開
[宮原れい，ねとらぼ]
テレビアニメ「ガールズ＆パンツァー（以下、ガルパン）」に登場する3DCGの戦車が、そのまま現実に飛び出してきたような戦車模型が公開されています。その見た目に脳が混乱しますが……つまりこれ、特殊な塗装が施されたプラモデルなんです。
趣味で模型製作をして公開している、Twitterユーザー・さいとぉ（@so_ko_sha）さんによる作品。投稿画像はフラッシュ撮影することで、より「CGアニメ」っぽい雰囲気が出ており、まるでセルアニメ風に見せるレンダリングを施した3DCG（セルルックCG）のようです。まさに原作アニメに忠実なガルパンのファンアート！
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ガルパンで聖グロリアーナ女学院の保有車輌として登場する「チャーチル歩兵戦車 Mk.VII」の“模型”……だと？
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めちゃめちゃ3DCG感がすごい！
今回作られた戦車は、同テレビシリーズに登場した聖グロリアーナ女学院の「チャーチル歩兵戦車 Mk.VII」。フラッシュなしの写真を見ると、劇中で描かれる線や影の濃さなどを塗装で表現しており、シンプルなように見えて実際はかなり細かく時間のかかる作業を施してあるのが分かります。あえてリアルな戦車ではなく、2次元としてCG化された戦車を立体物の模型で製作しているのが面白い。
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こちらはフラッシュなしバージョン
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見れば見るほどすごい……
そんなユニークな“イラスト風模型”を製作しているさいとぉさんに、発想の原点や作品について詳しいお話を伺いました。
―いつ頃から、何がきっかけで「フラッシュでCGに見える戦車」を作り始めたのですか
さいとぉさん：3年ほど前になります。当時はアニメ「ガールズ&パンツァー」に大いにハマっていて、劇中の登場車輌も何個か製作していました。ただ展示会などに出しても大した反応をもらえず、次第に自分の中でもっと注目を浴びたり賞を貰えるような作品を作りたいという欲求が膨らんでいきました。それで、どんなネタなら注目を浴びるかと考えていて、ふと前に見た模型雑誌で“アニメのような塗装が施されたガンダム”のプラモデルが賞を取ったことを思い出し、ガルパンの戦車にも応用できないかと閃いたのがきっかけです。
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