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2020年02月20日10時39分
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対面通行規制の中で行われる東名高速道路の橋梁改修工事の様子＝１４日午前、愛知県春日井市
中日本高速道路（名古屋市）は１４日、東名高速道路（名古屋～春日井間）のリニューアル工事で、橋梁（きょうりょう）を改修する様子を報道陣に公開した。同社は高速道路の老朽化を受け、各地で大規模な改修を進めており、同区間は中京圏で初の工事となる。
公開したのは、名古屋市と愛知県春日井市にまたがり、建設から５０年以上たつ庄内川橋の床板取り換え工事。クレーン２台を使い、路面下の古い床板を除去すると同時に、新しい床板の取り付け作業を行っている。現場を公開したのは、利用者に通行規制への理解を深めてもらうほか、迂回（うかい）経路の利用推奨を広く呼び掛けるのが目的。
同区間の工事は１月中旬から始め、進捗（しんちょく）率は６割程度に上る。この区間ではＪＲ神領駅上の橋梁部分も改修中。下り線を使った昼夜連続工事のため、３月１９日まで上り線で対面通行規制を行っており、名古屋第２環状道や名古屋高速、一般道などへの迂回（うかい）を推奨している。同区間の上り線の改修工事は５～７月を予定している。