19/12/10 03:56:55.33 CAP_USER9.net
大分市小池原の歩道で5月、歩行中の女性=当時(61)=が自転車にはねられ死亡した事故で、
大分中央署は9日、重過失致死の疑いで、自転車に乗っていた県立高の男子生徒を大分地検に書類送検した。
捜査関係者によると、下校中に無灯火で走行し、前方不注視など安全確認を怠ったことが重大事故につながったと判断した。
事故は5月29日午後8時45分ごろ、県道沿いで発生。
男子生徒の自転車が、前から歩いてきた大分市明野北の主婦に正面衝突した。
主婦は頭を打ち、当初は意識があったものの、翌30日に急性硬膜下血腫で亡くなった。
大分中央署などによると、現場は自転車が通行可能な幅3・5メートルの歩道。
付近に街灯はない。
生徒はスポーツタイプの自転車に乗り、見通しの良い緩やかな坂を上っていた。
主婦は知人と2人でウオーキングをしていたという。
近くのパートの60代女性は
「散歩する歩行者と部活動帰りの高校生らの自転車がよく行き交う場所。夜に周辺店舗の明かりが消えたら真っ暗になる。
事故後、身を守ろうと反射材を着けたり、懐中電灯を持ったりして歩く人が増えた」と話す。
自転車は道交法上、車道を走るのが原則。
歩道は交通量が多い幹線道路などに限り走行が認められている。
イヤホンで音楽を聞く行為や、スマートフォンを操作する「ながら運転」などルールに違反して事故を起こせば
重過失で罪に問われる可能性があり、多額の賠償責任を負う恐れもある。
県警交通企画課は
「自転車は車両の一種。歩行者にぶつかれば重大事故につながりかねない。歩行者優先で走行してほしい」と話している。
写真:死亡事故があった現場付近
URLリンク(www.oita-press.co.jp)
以下ソース:大分合同新聞 2019/12/10 03:01
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