20/07/02 00:11:36.33 B2QBu0mY.net
>>522 つづき
さて、「十字の下」に向かって堕落するわけですが、
その一番下まで行ったところでイエスの降臨があるわけです。
「最悪のとき」を引き受けたわけで、
まさに生贄であり、王なわけですね。
「下」というのは「礎(いしずえ)」を表しますし、
「足」に対応するわけですが、イエスは弟子の足を洗いますね。
イエスが「十字の下」を引き受けたおかげで、
再び「十字の中心」に向かうことができます。
そして、最も中心に近づいたところが教会の最盛期です。
教皇が一番偉かった時代ですね。
「カノッサの屈辱」などは、この時期です。(A.D.1000ごろ)
が、また再び堕落が始まって、今度は「十字の右」に向かいます。
この過程でルネッサンスなどがあり、いわゆる技術革新がある。
近代が始まっていくわけですが、これは「現代のバビロン捕囚」
とも言うべきものですね。
そして、「十字の右」に向かって一番右まで到達したのが
金利がゼロに収束してきたA.D.2000年ごろなわけです。
(つづく)