20/04/09 11:06:31.73 a+8Joc5r0.net
>>673
> お金は物々交換するときに生まれたとか普通に書いてて草しかはえん
通貨の理論はいろいろあるが、歴史で言ったら物々交換が始まりだろ。
もともと物々交換だったのが、それだと魚を山奥の山菜と交換できないから、
たとえば海では塩を作って、塩が通貨代わりになり、山奥の鹿の肉と交換できるようになった。
縄文時代でも、ナイフや矢じりを作れる黒曜石が通貨の代わりになって、
伊豆七島の黒曜石が、青森県まで流通してたりした。
で、中国ではそれが貴重な貝を使ってたから、今の漢字にも貝が必ずついてる。
貯金、通貨、財産、贈賄とかみんな貝がついてるんはそれが理由。
で、それが数量を管理しやすい金や銀になった。
でも戦争で膨大なお金が必要になると金では生産量が追いつかないから、
金や銀に交換できない紙幣が生まれた。
銀行が紙幣を発行するようになったが、銀行が潰れたら価値がゼロだから、それが政府紙幣に移行した。
でも政府紙幣って言っても政府とうか独裁者や政治家が勝手に刷れるから、もうしょっちゅう国民の
資産がぶっ飛んだりゼロになったりの繰り返し。
日本でも明治なんかお金を刷りすぎて、国民が瀕死状態になり、大増税をやって
紙幣を回収したり、量の調整がうまくいったこともない。
アメリカの南北戦争なんて負けた政府が発行した通貨はゼロになっちゃうし。
で、そのうち先進国では中央銀行がお金を管理して刷るするようになった。
ただ、先進国以外ではまだまだ政府通貨が簡単に発行できる国が多くて、
そういう国は、みんな経済が衰退して国民が貧乏になった。
産業を育てなくても、政治家が金を発行すればいいだけになるから。
当然、そういう国は食料や燃料の輸入もできなくなり、産業が衰退し、結局極貧国になる。
北朝鮮でもお金を刷ると、今度は輸入がドルでしかでいないから、輸入が止まり
食料がなくなり、400万人が餓死した。
もちろんアメリカでも政府紙幣は刷ることはできるんだが上限が3億ドルで砂粒以下。
まあ、事実増禁止されてるってこと。そのくらい政府紙幣は失敗の歴史。
だから世界では厳しく管理されてる。