20/04/03 10:44:16 Iw6wC41H0.net
このスレって、いろんな通貨の意味がゴッチャゴチャになりすぎだぞ。
たとえば日銀券が刷れるって言っても、日銀券なんか100兆円ちょっと
しか発行されないし、これを増やしても、経済に影響なんかない。
このスレの人ってこういう区別がちゃんとついてる?
日銀券
通貨を持ち歩く時の財布みたいなもんで、これを増やしても、貯金されちゃうから、日銀券が増えるわけじゃない。
マネタリーベース
日銀が発行可能な通貨供給。
こんなの日銀が限界以上の通貨を発行してて、平成元年に数十兆円しか
なかったのに、異次元緩和前にリーマンショックなんかで130兆円まで
増やし、いまでは500兆円まで増えから、経済が日本の4倍のアメリカの通貨量もとっくに抜いている。
(コロナ対策で、アメリカでも激増してて日本と接戦状態だと思うが)
マネーストック
これが、一番重要な通貨で、国民の所得にも影響する。
でも、これは日銀が自分で増やすことはできない。
銀行が、企業への貸し出しを増やして、企業が借りたお金を再度投資を
して、それが連鎖して増えるお金。
で、日銀が通貨供給量を増やそうとしたのは、銀行に何百兆円も
現金を入れたら、多少は銀行の貸し出しが増えて、信用想像で、
マネーストックが増えるだろ、ってやったのよ。
同時に国債買取で、金利を無理やり下げると、企業の借金も
増えるだろ、個人の住宅ローンの借金も増えるだろ、って意味もあるが。
じゃなんで企業が借りてマネーストックが増えないの?って言ったらあたりまえ。
日本は平成で老人人口が3倍に増えて、消費なんかしない世代が激増。
しかも働く若い人は、老人の年金うや医療を支えるから所得が減った。
さらに日本は年金が崩壊寸前で、老後に何千万円も貯めないとホームレスに
なるからお金を使えない。
だから企業は、日本じゃなくて成長国に投資する。