MMT Modern Monetary Theory Part.19at ECO
MMT Modern Monetary Theory Part.19 - 暇つぶし2ch8:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
19/09/21 20:03:40.52 skcEq6ll0.net
>>7
量的緩和の経済的帰結3
Scott Fullwiler, L.Randall Wrayによる
"Quantitative Easing and Proposals for Reform of Monetary Policy Operations"
では、量的緩和がうまくいかなかった理由として
①準備預金追加は銀行融資拡大に資さない。
②民間はどのレベルの金利でも返済に勤しんで追加借入れをしたがらなかったため、QE2による
巧みな金利アプローチは無為に終わった。
③国債購入は満期・流動性の異なる資産のスワップに過ぎず、民間部門の所得を引き上げるものではない。
④民間保有国債の満期短縮は、利子収入減少を通じて、どちらかというとデフレ的に働き得る。
と整理されている。

明示的財政ファイナンス(Overt Monetary Financing)
・簡潔に言えば、国債を廃止して、統合政府負債を準備預金に一本化すべきという議論。
・既に確認したように、政策金利誘導は、実質的に(結果的に)短期国債価格を固定する政策で、
国債≒定期預金、準備預金≒当座預金という構図。
・また。以前論じたように、財政支出はまず準備預金増加(”当座預金増加”)という形で生じて、
その”後”に国債売りオペ(”定期預金発行”)という形で金利調整が行われる形。
・上記により、現代の金融財政システムは「元々」財政ファイナンスになっている。
→国債という過去の遺物を廃止することで、それを「明示的」にしようというコンセプト。
・国債を廃止することで、一般国民が債務に対する本能的な恐怖から解放されることを期待している。
[要するに、”政治的”な効果を期待]


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