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MMT Modern Monetary Theory Part.19 - 暇つぶし2ch21:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
19/09/22 10:20:58.18 lv85v+H90.net
>>20
野口旭
13.正統派との両立可能性と不可能性
□ モズラーの財政支出の自動的ファイナンス命題および「中央銀行の金融調節を通じた財政の金融の
協調」の図式は正統派と両立可能。その把握自体は金融政策=政策金利調整の無効性を意味しない。
□ この命題は、政府支出の「財源論議」の無意味さを示す点で意味がある。
■MMTでは、政策手段として独立しているのは財政政策のみであり、金融政策はそれによって誘導される
存在にすぎない。これは、マクロ安定化のための政策としては第一義的に金融政策を重視する現代の正統的
あマクロ経済学(貨幣的合意)の立場と大きく異なる。
■MMTは市場経済における金利の調整機能そのものを否定している。そこでの金利は、単に民間銀行がその
資産を国債で持つか準備預金で持つかというポートフォリオ選択に影響を与えるにすぎない。両者はともに政府
の債務としてのソブリン通貨であり、本質的な相違はない。
■MMTは、政府債務=民間純資産という非リカーディアンが前提であるにもかかわらず、そのふるまいはフクロウ
=リカーディアン。これは矛盾。
■完全な通貨主権を持つ国でも、将来の現実的な徴税能力以上に政府債務が拡大した場合には、FTPL
的な物価調整プロセスが望ましくない形で生じる可能性は存在する(特に新興諸国)。これはやはり赤字フクロウ
派的は把握とは矛盾。


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