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MMT Modern Monetary Theory Part.13 - 暇つぶし2ch637:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
19/07/22 21:41:29.07 BSbYawgC0.net
《かくして、ポストケインジアンにとって変動の主要な因果的連鎖は、主に慣性的な貨幣価格のも
とでの生産量の変化から借入れ金の需要の変化へと向かう…
 これを形式的に表現すると、まず、マネタリストの場合ではMV=Py という交換方程式は、V
(貨幣の流通速度)とy(実質産出量)を一定としているので、次のように因果関係の連鎖がM(貨幣
供給量)からP (物価) に向かうことがわかる。
    →
   MV'=Py'
 それに対してポストケインジアンの場合は、 交換方程式は依然として有効であるが、
…因果関係の方向は、次に示すようにほとんどの場合、yからMへ向かう。
     ←
    MV'=Py'
 中央銀行は、費用(特に賃金費用)の漸増に対して利子率を引き上げることにより反応するであ
ろう(現にそうである)。ところが、最初の効果は物価水準に対してではなく、必然的に産出量と
雇用量に対するものである。連邦準備制度は失業を創出することによってのみ、賃金を抑制でき、
それゆえ、物価水準の上昇を遅らせることができる。…》
(ジェームス・K・ガルブレイス『現代マクロ経済学』(1998年原著1994年)352頁より)


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