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副島隆彦は、「京浜安保共闘」の過激派。
京浜安保共闘とは何かを解説しておくと、あの「あさま山荘事件」「山岳ベースリンチ殺人事件」や「上赤塚交番襲撃事件」を起こした極めて危険な極左過激派組織だ。
いわゆる森恒夫率いる「赤軍派」と永田洋子率いる「京浜安保共闘」が統合し、「連合赤軍」となったわけだ。
スレリンク(eco板:441番)
株式会社出版人の社長・代表・主幹の今井照容(てるまさ)氏の言った事:
当時の今井氏は、東京アドエージという小さな広告代理店・業界誌出版社に勤めていた。
サラリーマンだったのである。
だけど、タダのサラリーマンではなかった。
何しろ中身は犯罪者・革命家である。
いや会った当時はそこまで確信を持って言えなかった、ただ〝不穏な人だなあ〟くらいにしか思わなかったのだが、それでもタダの人ではないことは一言二言会話するだけでよくわかった。
「最近何読んだ?」といった会話だったかもしれない。
僕は「副島隆彦」と答えた。
ふ普通、副島というとエキセントリックな経済評論家、ちょっと狂った傾向の物書き、という認識だと思うが、今井氏の反応は違った。
「京浜安保共闘だな。あれは筋金入りだ」
なるほど、副島は時折、「自分は運動の末期に過激なセクトに関係し、たいへん恐ろしい思いをした。運動の恐ろしさはよくわかっている」と書くことがあったが、セクト名までは出していなかったと思う。
今井氏は、誰がどこのセクトに属していたか、日本地図のような脳内地図を持っているのだろう。
恐ろしい人が居るものだ、と思った。