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4~6月GDP、年率0.2%増 住宅・公共投資が寄与
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内閣府が15日発表した2016年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の
影響を除く実質で前期比0.0%増、年率換算では0.2%増だった。プラスは2四半期連続。うるう年効果があった1~3月期(年率換算で2.0%増)から成長の勢いが鈍った。個人消
費が底堅く推移したことでプラスを確保した。ただ企業の設備投資や輸出が鈍った。
QUICKが12日時点で集計した民間予測の中央値は前期比0.2%増で、年率では0.7%
増だった。
生活実感に近い名目GDP成長率は前期比0.2%増、年率では0.9%増だった。名目も2
四半期連続でプラスになった。
実質GDPの内訳は、内需が0.3%分の押し上げ効果、外需の寄与度は0.3%分のマイナ
スだった。項目別にみると、個人消費が0.2%増と、2四半期連続でプラスだった。前期(0.7%
増)から伸び率が縮小した。
輸出は1.5%減、輸入は0.1%減だった。国内需要の低迷で輸入量が減少。円高・ドル安
や海外経済の減速が響き、輸出は力強さを欠いた。
設備投資は0.4%減と、2四半期連続でマイナスだった。生産活動の回復が鈍く、設備投
資意欲は高まらなかった。住宅投資は5.0%増。公共投資は2.3%増。民間在庫の寄与度は
0.0%のマイナスだった。
総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期と比べてプラス0.8%だった。
輸入品目の動きを除いた国内需要デフレーターは0.6%のマイナスだった。